
こんにちは
東灘区、芦屋、摂津本山エリアのピラティススタジオ リモーネ深江店です。
「デスクワークのあとは腰が重い」
「立っていると、つい片脚に体重をかけてしまう」
といった身体の癖に気づき、骨盤まわりのバランスを整えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
骨盤まわりのケアでは、原因を知ることに加えて、どのような順番でどのくらいの頻度で取り組むかも大切です。
この記事では、「骨盤を正しい位置に戻す」という表現が指す状態を整理したうえで、自宅で取り組みやすいセルフケアの手順や、整えた状態を保つための生活上の工夫を紹介します。
骨盤のバランスが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の要点
骨盤まわりのセルフケアは、
①硬くなった筋肉をゆるめる
②骨盤を支える筋肉を働かせる
③身体の使い方を日常の姿勢に取り入れる
という3段階で進めると実践しやすくなります。
朝晩やすきま時間を活用しながら、無理のない範囲で継続することがポイントです。
変化を感じにくい場合はフォームや取り組み方を見直し、痛みや違和感が続くときは、医療機関や専門家への相談も検討しましょう。
<この記事で分かること>
・「骨盤を正しい位置に戻す」という表現が指す状態
・セルフケアを進める基本的な流れ
・自宅で取り組みやすいセルフケアの手順
・骨盤まわりのバランスを保つための生活習慣
・変化を感じにくい場合の見直し方
・専門家に相談する目安
骨盤を「正しい位置に戻す」とはどのような状態?
「骨盤を正しい位置に戻す」という表現は、骨を外から動かして一定の位置に矯正するという意味で使われるとは限りません。
一般的には、骨盤まわりの筋肉の緊張や使い方の偏りを見直し、前後の傾きや左右差を感じにくい姿勢を目指すことを指します。
骨盤の位置や姿勢には個人差があり、人の身体は完全な左右対称ではありません。
そのため、一つの形を全員にとっての正しい位置と考えるのではなく、立つ・歩く・座るといった動作を無理なく行える状態を目指すことが大切です。
骨盤まわりを整えるための基本の流れとは?
骨盤まわりのセルフケアでは、次の3段階を意識すると取り組みやすくなります。
ステップ1:硬くなった筋肉をゆるめる
股関節やお尻、太ももまわりの筋肉がこわばっていると、骨盤や腰を動かしにくくなることがあります。
ケアの最初にストレッチなどを行い、筋肉の緊張をやわらげることで、その後のエクササイズにも取り組みやすくなります。
ただし、強く伸ばすほどよいわけではありません。
痛みのない範囲で、呼吸を続けながらゆっくり行いましょう。
ステップ2:骨盤を支える筋肉を働かせる
仰向けに寝て両膝を立て、足は腰幅くらいに開きます。
息を吐きながらお尻をゆっくり持ち上げ、肩から膝までが一直線に近づいたところで2〜3秒キープし、吸いながらゆっくり下ろします。
この動きを8〜10回程度繰り返すと、お尻や体幹など骨盤を支える筋肉を意識しやすくなるとされています。
腰を反りすぎないよう、お腹にも軽く力を入れた状態を保ちながら行うことがポイントです。
ステップ3:身体の使い方を日常の姿勢に取り入れる
セルフケアの直後に身体が動かしやすくなっても、普段と同じ偏った姿勢を長時間続けていると、再び一部の筋肉へ負担がかかることがあります。
座り方や立ち方を無理に固定するのではなく、体重のかけ方を確認したり、こまめに姿勢を変えたりしながら、セルフケアで練習した身体の使い方を日常生活に取り入れましょう。
【実践編】骨盤まわりを整えるセルフケアの手順
ここでは、3つのステップを一日の中へ取り入れる方法を紹介します。
すべてを完璧に行う必要はないので、体調に合わせて取り組みやすいものから始めてみてください。
朝に行いたい骨盤まわりのエクササイズ
朝は身体がこわばっていることがあるため、いきなり大きく動かさず、ゆっくりと始めましょう。
まずは、仰向けになって両膝を立てます。息を吐きながら腰を床へ近づけるように骨盤をゆっくり後ろへ傾け、息を吸いながら力を抜いて元の位置へ戻します。
呼吸に合わせて5~8回程度繰り返しましょう。
腰を強く押しつけたり、反対に大きく反らせたりする必要はありません。骨盤が前後に小さく動く感覚を確かめながら行います。
続けて、四つばいになって背中をゆっくり丸めたり、元の位置へ戻したりする動きを加えると、骨盤と背骨を連動させる練習になります。
夜に行いたいストレッチ
夜は、一日の活動で緊張した股関節やお尻まわりをゆるめることを意識しましょう。
あぐらに近い姿勢から上体をゆっくり前へ倒すストレッチや、仰向けで片膝ずつ胸に近づける動きなどは、自宅でも取り入れやすい方法です。
一つの姿勢を20~30秒程度保ち、呼吸を止めずに行います。
お風呂上がりなど、身体が温まっているタイミングに行う方法もあります。
ただし、鋭い痛みやしびれが出る場合は、すぐに中止してください。
すきま時間にできる姿勢リセット呼吸
まとまった運動時間を取れない日は、椅子に座ったまま呼吸と姿勢を確認してみましょう。
両足の裏を床につけ、左右のお尻にかかる体重を感じます。
肩や首の力を抜き、息を吐きながら下腹部を軽く引き締めます。
そのまま数回、自然な呼吸を続けましょう。
お腹を強くへこませ続ける必要はないので、左右どちらかへ体重が偏っていないかを確認し、座り直すきっかけとして活用してください。
整えた状態を保つための日常生活のコツとは?
セルフケアで身体の使い方を練習しても、長時間同じ姿勢を続けると、特定の部位へ負担がかかりやすくなります。
特別な運動だけでなく、普段の動作も見直してみましょう。
座り方のコツ
椅子に座るときは、両足の裏が床につく高さに調整し、左右のお尻へ大きな偏りがない状態を意識します。
脚を組むこと自体が必ずしも問題になるわけではありませんが、長時間同じ組み方を続けることは避けましょう。
また、常に背筋を伸ばそうとして身体に力を入れ続けるよりも、定期的に立ち上がって姿勢を変えることが大切です。
デスクワーク中は、1時間に一度を目安に立ち上がる、軽く歩く、肩や股関節を動かすといった習慣を取り入れてみましょう。
立ち方・歩き方のコツ
立っているときに片脚へ体重をかける癖がある方は、左右の足裏にかかる重さを一度確認してみましょう。
ただし、常に左右へ均等に体重をかけ続ける必要はありません。
同じ側へ偏った状態を長く続けないことがポイントです。
歩くときも、かかとから着地することだけを過度に意識せず、自分にとって自然な歩幅で、足裏全体を使って前へ進む感覚を大切にしましょう。
荷物の持ち方を見直す
バッグをいつも同じ肩にかけたり、片手だけで重い荷物を持ったりすると、身体が一方へ傾きやすくなることがあります。
ときどき持つ側を替える、両肩で背負えるリュックを利用する、荷物を軽くするといった工夫も取り入れてみましょう。
セルフケアの変化を感じにくいときの見直しポイントとは?
セルフケアを続けていても変化を感じにくい場合は、フォームや頻度、目標の設定を見直してみましょう。
フォームや強度を見直す
動きに慣れてくると、反動を使ったり、呼吸を止めたりすることがあります。回数を増やすよりも、一つひとつの動きをゆっくり確認することが大切です。
可能であれば、鏡や動画でフォームを確認する方法もあります。
ただし、動作中に強い痛みが出る場合は、無理に続けず中止してください。
短期間での変化を求めすぎない
長く続いてきた姿勢や体の使い方の癖は、数回のセルフケアだけで大きく変わるとは限りません。
まずは数週間程度、無理なく続けられる範囲で取り組み、立ちやすさや動きやすさ、疲れ方などを確認してみましょう。
一方で、「1~2か月続ければ必ず骨盤が正しい位置に戻る」といった明確な期間を示すことはできません。
変化の現れ方には個人差があります。
開始時の姿勢を写真に残したり、身体の感覚を簡単に記録したりすると、小さな変化にも気づきやすくなります。
セルフケアが難しいと感じたときはどうする?
自己流ではフォームが分からない、運動を続けにくい、セルフケアを行っても違和感が変わらないという場合は、専門家のサポートを受ける方法があります。
強い痛みやしびれ、脚の力の入りにくさなどがある場合は、運動を続ける前に整形外科などの医療機関へ相談してください。
骨盤まわりのケアにはピラティスも選択肢の一つ
骨盤まわりの筋肉の使い方や姿勢を見直したい場合は、ピラティスを取り入れる方法もあります。
ピラティスは、呼吸と動きを連動させながら、体幹や手足をコントロールするエクササイズです。
骨盤まわりや体幹を意識して動くため、自分の姿勢や身体の使い方に気づくきっかけになります。
なかでもマシンピラティスは、バネなどによるサポートを利用できるため、体力や運動経験に応じて負荷を調整しやすいことが特徴です。
理学療法士など、身体の構造や動作に関する知識を持つスタッフから指導を受けられる環境であれば、身体の状態に応じて動き方を相談しやすいでしょう。
ただし、ピラティスによって骨盤そのものが一定の位置へ「矯正される」とは一概に言い切れません。
骨盤まわりの筋肉をバランスよく使い、姿勢を支える力を養うための運動として捉えることが大切です。
骨盤に関するよくある質問(FAQ)
ここでは、骨盤に関するよくある質問に回答します。
Q.骨盤を正しい位置に戻すには、どのくらいの期間がかかりますか?
A.身体の状態や生活習慣、取り組む内容によって異なるため、一概にはいえません。
数週間の継続によって体の動かしやすさに気づく方もいますが、短期間で大きな変化を求めすぎず、無理のない範囲で続けることが大切です。
Q.毎日続けられなくても意味はありますか?
A.毎日行うことよりも、無理のない頻度で継続することが大切です。
週に数回の運動に加え、日常生活で長時間同じ姿勢を避けるなど、続けやすい工夫を取り入れてみましょう。
Q.クッションなどのグッズを使ったほうがよいですか?
A.座り姿勢を補助するグッズが役立つ場合もありますが、使用するだけで骨盤の位置が整うとは限りません。
両足が床につくよう椅子の高さを調整する、こまめに立ち上がるなど、環境や習慣もあわせて見直しましょう。
Q.痛みがあるときにセルフケアを行っても大丈夫ですか?
A.痛みを我慢して行うことは避けてください。
軽い張りと鋭い痛みを区別し、動作によって症状が強くなる場合は中止しましょう。
強い痛みやしびれ、脚の力の入りにくさなどがある場合は、セルフケアを始める前に医療機関へ相談してください。
まとめ
骨盤まわりのセルフケアでは、硬くなった筋肉をゆるめる、骨盤を支える筋肉を働かせる、練習した身体の使い方を日常の姿勢に取り入れるという流れを意識することが大切です。
朝晩やすきま時間を活用しながら、座り方や立ち方、荷物の持ち方なども見直してみましょう。
ただし、一つの姿勢を「正しい位置」として固定するのではなく、同じ姿勢を長く続けず、無理なく身体を動かせる状態を目指すことがポイントです。
セルフケアを続けても変化を感じにくい場合や、フォームに不安がある場合は、専門家のサポートを受けることも選択肢の一つです。
Pilates Studio Limoneでは、理学療法士をはじめ、医療分野での経験を持つスタッフが、一人ひとりの体の状態に合わせたオーダーメイドのレッスンを提供しています。
自己流のケアに不安がある方や、骨盤まわりを支える体の使い方を確認したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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このコラムを書いた人
ピラティススタジオLimone代表 理学療法士・ヨガ・ピラティスインストラクターShunsuke

保持資格
- 理学療法士
- PHIピラティスインストラクター
- ダイエットインストラクター
- ヨガインストラクター
メッセージ
理学療法士として11年間クリニックやデイケアで勤務経験あり。
過去に勤務していた医院でのピラティススタジオの新規立ち上げを行い、ピラティストレーニング、脳梗塞やパーキンソン病などの自費リハビリの経験を生かし、ピラティススタジオLimone塚口店を開業。腰痛や肩こりから腰椎ヘルニア、変形性股関節症の術後ケアなどお身体の不調を解消するため理学療法を取り入れたピラティスで年間1000件以上のトレーニング指導を行っています。素晴らしいピラティスを東灘区、芦屋エリアにお住いの方にも味わっていただきたく深江店を開業しました。
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